レディット vs ヘッジファンド – 2021年2月2日

先週に紹介した個人投資家とヘッジファンドの空売りポジションが大きい銘柄をめぐる攻防ですが、この1週間でさらに激化しています。

最も売買が激しいゲームストップの株価は一時480ドルを超えるところまで吹き上がりましたが、その後個人投資家が最もよく使っている取引アプリのロビンフッドが取引制限をかけたことで急落に転じ、昨日は90ドルと5分の1以下の価格まで急落しました。

ロビンフッドの取引制限はヘッジファンドを救済するためのものと個人投資家のほとんどは激しく批判していますが、ボラティリティ増大によって決済機関に差し入れる保証金の積み増しを要求されたことによる事業運営上仕方のない措置だったようです。

実際、ロビンフッドはセコイアやa16z, アイコニックといった既存の投資家からこの1週間で2度にわたり合計4,000億円近くの資金を調達しています。

ゲームストップだけでなく、アメリカンエアや映画館運営のAMCなど、ヘッジファンドの空売りポジションが大きくレディット上で個人投資家の買いがあおられていて値動きが激しい銘柄を含めて、今もロビンフッドでは取引制限が続いています。

ヘッジファンド側の損失も拡大していて、メルヴィンキャピタルの1月の損失は-53%と甚大で、空売りに積極的なシトロンに至ってはゲームストップの空売りポジションを全損でクローズしたと公表しています。レディットなどSNS上で多数の個人投資家が協調して特定の株式の買いをあおる行為について、相場操縦として規制をかけるべきではないかという論調も拡大しています。

空売りを仕掛けるヘッジファンドという悪の巨大組織を連携して打ち倒すというハリウッド映画的な世界観に個人投資家たちはひたっていますが、このまま野放図にこうした取引が拡大すると傷ついたヘッジファンドが巨大なポジション解消を余儀なくされて、現在のブル相場が反転するきっかけともなりかねません。

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