米国の長期金利がさらに低下 – 2021年7月13日

米国の長期金利は昨年半ばに歴史上はじめて0.5%を割り込んだところから、ワクチン接種の拡大によるノーマル回帰への期待が広がり、インフレ率の加速が織り込まれたことで今年の3月には1.8%寸前まで上昇しました。

21年内に2%を超えてくるという予測も多く聞かれましたが、予想外にそこから米国の長期金利は反転して足元では1.3%台で推移しています。この反転下落には様々な要因があるとみられています。

米国のインフレ上昇率は加速しているものの雇用者数はそれほど拡大していないことから、これが一過性に終わるという見方が広がっていることや、米国と比較してワクチン接種で出遅れ長くゼロ金利が継続するとみられる日本や大陸欧州から、米国の長期金利が1.5%を超えてくると大きな買いが入るということが影響力の大きい要因として指摘されています。

年初から3ヵ月の米国の30年物国債の金利上昇ペースが1980年以来の早さだったことから、急ピッチで上げてきた反動が出ているという見方もあります。また、以前と異なって米国でいくら緩和的な金融政策をとったとしても、オンライン産業のウェイトの上昇や労働者への分配率の低下、グローバリゼーションの更なる進行などのために以前ほど給与所得が増えず、インフレとならないという観測も広がっています。

いずれの要因が効いているにしろ、米国の長期金利低下は特にテックセクターなどグロース株には追い風で、テック株中心のナスダック指数は連日最高値を更新しています。今週から米国では本格的に決算発表が始まりますが、業績とともにマクロ金融環境もにらみながら株価の推移をみていく必要があるタイミングです。

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