約230年ぶりの米国債の下落 – 2022年6月28日

年初来で米国市場では主要株式指数が揃って大きく下げていますが、ドイチェバンクの分析によると米国債については何と過去230年において最悪のパフォーマンスとなっているようです。今年に入って米国の10年物国債は年央までに10%下落していますが、これは同じタイミングで25%も下げた1788年以降で最大の落ち幅となっています。

金利が過去最低水準にまで下がっていたところから、インフレが加速したことで一気に3%を超えるところまで金利が急騰したことでこのような厳しい数字となっています。米国の金利は短期的な上げ下げはあったもののインフレがボルカー元FRB議長の果敢な利上げにより終息した1980年代半ばからほぼ40年にわたって一貫して下がってきました。

債券は金利が下がると価格は上昇することとなりますから、米国株をはるかに超える長い期間のブル相場であったことが分かります。そのブル相場が急転換して230年以上ぶりの下落ペースとなっていることからも、今回のインフレ加速を背景とした米国における金利上昇ペースが急ピッチであることが分かりますし、それが日銀によるゼロ金利政策の維持をも困難にしています。

米国だけでなく欧州やオセアニアの先進主要国の長期金利も急速に上昇している一方で、日銀の無制限オペにより国内の長期金利は人為的に0.25%を上限としていることから、金利差が拡大しこのことが米ドルを筆頭とした主要国通貨に対する日本円の下落を加速させています。株式はもちろん、債券の価格変動にも気を使わなければならないマーケット状況が続きそうです。

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