試される日銀の指値オペ – 2022年6月14日

昨日に、02年2月につけた円安のピークである135円15銭を更新して、98年以来24年ぶりの円安ドル高となっていますが、同時に日銀の金融緩和姿勢を試すような海外投資家による投機的な動きが拡大しています。
 
日銀は今年に入ってから米国の長期金利が上昇する中でもゼロ金利政策を堅持するために、10年物国債を0.25%のレートで無制限に購入する指値オペを行うようになり、実際に3月以降多い日では1日で数千億円の規模で介入を行っています。
 
ただ、ドル円レートが135円に達して日銀の金融緩和による円安の弊害が大きいという批判も出る中で、昨日は日本の取引時間中に一時0.255%まで上昇し、さらに昨晩には一時0.29%まで時間外の取引でも上昇しました。こうしたマーケットでの仕掛けを受けて、日銀は急遽昨日に5,000億円と発表した本日の5年以上10年以下の中長期債のオペ枠を8,000億円にまで増加させて、何とか本日も10年物国債の金利は0.25%に抑え込んでいます。
 
ただ、足元で8年物国債金利は0.32%、9年物も0.29%まで上昇していて、さらに15年物は0.63%にまで上昇しており、指値オペの対象である10年物のみ0.25%とイールドカーブはいびつな形状となっています。
 
米国の長期金利が3.4%に達してさらに今週のFOMCでも0.75%の利上げが視野に入ってきている中でどこまで指値オペをやり続けるのか、これを撤回して日本の長期金利の上昇を許した場合国内の株式や債券は暴落するでしょうし、金融緩和姿勢の後退と円高に振れるでしょう。すでに動乱しているグローバルの金融市場の更なる大きな火種となりかねない日銀の指値オペに対して大きな注目が集まっています。

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